【2025年最新】WordPressハッキング対策!初心者でも5分でプロ並みの防御ができるセキュリティプラグイン6選

「自分のサイトだけは大丈夫」…そう思っていませんか?
世界中のWebサイトの43%以上で利用されているWordPressは、その人気ゆえに常にサイバー攻撃者の標的となっています。

もちろん、「インターネットわく」がご提供するサイトには、導入の際にしっかりとしたセキュリティ対策を施しておりますので、基本的な安全性は確保させていただいております。

しかし、日々巧妙化するサイバー攻撃から大切なサイトを守り抜くためには、その基本対策に加えたもう一段階上の備えが非常に重要になります。

サイトが改ざんされたり、個人情報が盗まれたり、Googleの検索結果から消されてしまうといった被害は、もはや他人事ではありません。

そこでこの記事では、専門知識がなくても簡単に追加できるセキュリティ強化プラグインを6つ厳選しました。

目次

プラグイン選びで失敗しないためののポイント

まず、どのプラグインを選ぶべきか、基本的な考え方をお伝えします。

  1. 信頼性と実績はあるか?: 多くのユーザーに利用され、評価が高く、定期的に更新されていることが最低条件です。
  2. 自分のレベルに合っているか?: 初心者の方は、日本語に対応していて、設定がシンプルなものから始めるのがおすすめです。

それでは、これらのポイントを踏まえて厳選した6つのプラグインを見ていきましょう。

【目的別】これさえ入れておけば安心!セキュリティプラグイン6選

1. CloudSecure WP Security【国産セキュリティプラグイン】

一言でいうとシンプルな設定でWordPressを保護する国産セキュリティプラグイン
主な機能ログイン無効化、ログインURL変更、画像認証、2段階認証、管理画面アクセス制限
日本語対応対応
設定難易度★☆☆☆☆(UIがシンプルで簡単)

特徴:国産で日本語に完全対応しており、初心者でも迷うことなく簡単にセキュリティ対策を導入できます。不正ログインの防止から、管理画面へのアクセス制限、重要ファイルへの不正アクセス遮断、さらには一般的なWeb攻撃への対策(シンプルWAF)まで、WordPressサイトを保護するための基本的な機能を幅広く提供します。メール通知機能も充実しており、サイトの異常を早期に検知するのに役立ちます。

こんな人におすすめ

  • 国産・日本語対応のセキュリティプラグインを探している方
  • シンプルな設定でWordPressのセキュリティを強化したい初心者
  • ブルートフォースアタックや不正ログインなどの基本的な脅威からサイトを守りたい方

注意点: WordPressのマルチサイト機能には対応していません。また、WebサーバーはApache 1.3、2.xにのみ対応しています。一部機能(画像認証、管理画面アクセス制限、ログインURL変更)の利用には、PHPの拡張ライブラリ「gd」やApacheの「mod_rewrite」モジュールの読み込みが必要です。


2. SiteGuard WP Plugin【日本の安心感!まずはこれ一択】

一言でいうと日本語が通じる、親切で頼れるオールインワンセキュリティ
主な機能ログインページ変更、画像認証、ログインロック、管理ページアクセス制限、ログインアラート
日本語対応対応(開発からサポートまで日本製)
設定難易度★☆☆☆☆(有効化するだけでほぼ完了)

特徴: 純国産のWordPressセキュリティプラグインで、インストールして有効化するだけで、ログインページのURLが自動的に変更されるなど、基本的な不正ログイン対策がすぐに適用されます。管理画面から設定まですべてが分かりやすい日本語で提供されており、WordPress初心者でも安心して導入できます。ブルートフォース攻撃やパスワードリスト攻撃への対策、コメントスパム対策、WAFとの連携サポートなど、サイトのセキュリティを総合的に向上させるための機能が充実しています。

こんな人におすすめ:

  • とにかく難しいことは苦手なWordPress初心者
  • 英語の画面にアレルギーがある方
  • まず何から手をつけていいか分からない方
  • 国産プラグインで手軽にセキュリティを強化したい方

注意点: 2024年5月31日に情報漏洩の脆弱性(WPV2024001)が公開されており、常に最新バージョンに更新することが重要です。機能は多岐にわたりますが、マルウェアスキャンなど、より高度な対策が必要な場合は他のプラグインとの併用も検討しましょう。


3. All-In-One Security (AIOS)【万能な防災キット】

一言でいうと必要なものがすべて揃った「オールインワン防災キット
主な機能ファイアウォール、ログイン制限、アカウント保護
日本語対応一部対応(英語、ドイツ語、スペイン語、フランス語など複数言語に翻訳済み)
設定難易度★★☆☆☆(機能は多いがUIが分かりやすい)

特徴: その名の通り、ログインセキュリティからファイアウォール、スパム対策まで、幅広い機能を1つでカバーできる万能プラグインです。

こんな人におすすめ:

  • 1つのプラグインで幅広く対策をしたい方
  • SiteGuardから一歩進んだ対策をしたい方
  • 多数のユーザーに利用され、高い評価を受けている信頼できるプラグインを選びたい方
  • Webアプリケーションファイアウォール(WAF)機能も重視したい方

注意点: 機能が非常に豊富であるため、設定項目も多岐にわたります。まずは基本的な推奨設定から始め、サイトの状況に合わせて徐々にカスタマイズしていくのがおすすめです。プレミアム版では、マルウェアスキャン、スマート404ブロッキング、国別ブロックなど、さらに強力な保護機能が利用できます。


4. Wordfence Security【世界標準の強力な要塞】

一言でいうと世界で最も人気のあるWordPressファイアウォールとセキュリティスキャナーを提供する、総合的なセキュリティソリューションです
主な機能WAF(ファイアウォール)、マルウェアスキャン、2段階認証、リアルタイム監視
日本語対応なし
設定難易度★★★☆☆(中〜上級者向け)

特徴:
強力なエンドポイント防御: WordfenceはWordPressの環境下で実行されるエンドポイントファイアウォールを提供し、ユーザーのアクセスレベルなどの情報に基づいて保護を行います。クラウドベースのファイアウォールとは異なり、バイパスされる可能性が低いとされています。
専門チームによる脅威インテリジェンス: 世界有数のWordPressセキュリティ研究チームが、常に最新のマルウェアの亜種やWordPressの脆弱性を調査し、リアルタイムでファイアウォールルールとマルウェアシグネチャを提供します。
包括的なセキュリティソリューション: ファイアウォール、マルウェアスキャナー、ログインセキュリティ、監査ログ、中央管理など、幅広いセキュリティ機能を提供し、多層防御アプローチを採用しています。
パフォーマンスへの配慮: プラグインは「非常に高速」であり、独自のデータキャッシュ技術や悪意のある攻撃のブロックにより、サイトの速度低下を防ぐとされています

こんな人におすすめ:

  • WordPressサイトに対して包括的かつ詳細なセキュリティ対策を求める方。
  • リアルタイムの脅威情報に基づいた強力なファイアウォールとマルウェアスキャンを重視する方。
  • 複数のWordPressサイトのセキュリティ管理を一元的に行いたい方(Wordfence Central)。
  • 2要素認証(2FA)など、ログインセキュリティを徹底的に強化したい方

注意点:
•リアルタイムの脅威防御フィード、IPブロックリスト、国別ブロックなどの主要機能はプレミアム版で提供され、無料版は30日間遅延されます。
•トラフィックの多いシステムでは、Live Traffic機能がデータベースにログを大量に書き込むため、必要に応じて無効化を検討することも推奨されています


5. Sucuri Security【腕利きのハッキング探偵】

一言でいうと侵入の痕跡を見逃さない「腕利きのハッキング探偵
主な機能セキュリティ活動監査、ファイル整合性監視、リモートマルウェアスキャン、ブラックリスト監視、セキュリティ強化
日本語対応なし
設定難易度★★☆☆☆(監視・監査がメイン)

特徴: 「攻撃を防ぐ」ことよりも、「攻撃された後、いち早く検知・対処する」ことに強みを持つプラグインです。

こんな人におすすめ:

  • すでに運営中のサイトに、後からセキュリティ監視を追加したい方
  • 万が一のハッキングに備え、早期発見できる体制を整えたい方
  • Wordfenceは重すぎると感じる方

注意点: 防御の要であるWAF機能は有料版のみとなります。無料版はあくまで「検知・監査」がメインと割り切って使いましょう。


6. Limit Login Attempts Reloaded【玄関の鍵とドアチェーン】

一言でいうとWordPressサイトへの総当たり攻撃の効力を大幅に弱める、試行回数制限に特化したプラグイン
主な機能ログイン試行回数の制限とロック、試行履歴の記録、残り試行回数通知、ロックアウトメール通知、IPとユーザー名での除外と許可
日本語対応対応
設定難易度★☆☆☆☆(設定はほぼ不要)

特徴:
総当たり攻撃に対する専門性: WordPressのデフォルトのログイン試行回数無制限という脆弱性を狙った総当たり攻撃の効力を大幅に弱めることに特化しており、ログインセキュリティの重要な要となります。
軽量かつ効率的: サイトのホスティングリソースを大量に消費せず、「非常に軽量で効果的」に機能するとされており、他の高機能なセキュリティプラグインと比較してサーバー負荷が低いと評価されています。
広範な互換性: Sucuri やWordfence といった他の主要なセキュリティプラグイン、WooCommerce、Ultimate Member、WPS Hide Login など、多様なWordPress環境やプラグインとの互換性を持ちます。
プロキシサービスへの対応: CloudFlare、Sucuri、Nginxなどのプロキシドメインサービスを使用している場合でも、IPアドレスの誤認識問題を適切に処理する機能(無料版では「Trusted IP Origin」設定、プレミアム版ではクラウドサービス)を備えています

こんな人におすすめ:

  • WordPressサイトへの総当たり攻撃に対する基本的な防御策を確実に導入したい方
  • 既存のセキュリティ設定に、軽量で効果的なログイン試行回数制限機能を追加したい方
  • サイトのサーバーリソース消費を抑えつつ、ブルートフォース攻撃対策を行いたい方
  • 無料版でも基本的な保護を提供しますが、高度な脅威インテリジェンスやパフォーマンス最適化、複数サイトでの連携保護を求める場合はプレミアム版が推奨されます

注意点: プロキシサービス(CloudFlareなど)を使用している場合、プラグインの設定を適切に行わないと、正規のユーザーがロックアウトされる可能性があります。
無料版では、攻撃による負荷はサイトの現在のホスティング帯域幅に吸収されるため、攻撃が非常に激しい場合、ホスティング費用が増加する可能性があります。
国別ブロックやグローバル拒否リストなどのより高度な防御機能は有料版のみで提供されます


一目でわかる!セキュリティプラグイン機能比較表

プラグイン名一言キャッチコピー主な機能こんな人におすすめ導入難易度
CloudSecure WP Security国産セキュリティプラグインログイン無効化、2段階認証国産のプラグんを使いたい方★☆☆☆☆
SiteGuard WP Plugin日本の安心感!まずはこれログインURL変更, 画像認証超初心者、英語が苦手な方★☆☆☆☆
All-In-One Security (AIOS)万能な防災キットWAF, スコア表示, ログイン保護バランス重視、幅広くセキュリティをカバーしたい方★★☆☆☆
Wordfence Security世界標準の強力な要塞高機能WAF, マルウェアスキャン中〜上級者、重要サイト運営者★★★☆☆
Sucuri Security腕利きのハッキング探偵改ざん検知, ログ監視サイトの監視・監査を強化したい方★★☆☆☆
Limit Login Attempts玄関の鍵とドアチェーンログイン試行回数制限すべての人★☆☆☆☆

まずはこの記事で紹介したプラグインの中から、気になるものを1つインストールしてみてください。たった5分の作業で、あなたのサイトの安全性は格段に向上し、未来のトラブルを未然に防ぐことができるはずです!

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